| <2004年度CB創出支援事業 対象企画> |
| 上記事業の主催団体は、2004年度に下記のような事業を実施し、コミュニティ・ビジネスを支援する「大阪府CB創出支援事業」の対象企画になりました。 |
| 人的資源を生かすハンドメイド石鹸工房 |
りきまる石けん(旧名・「遊石鹸工房」) 堺市 |
|
事業の概要
ハンドメイド石鹸は、肌トラブルで困っている方・高価でもよいものを求める女性などに、近年需要が高まっています。一方、育児等で短時間でも働きたいが適職がない女性、また収入につながる魅力のある商品を求める障害者の方の就労問題が身近にあり、石鹸の製造に携わっていただくことで、製造所を人的資源を活かす新しい働き方の場とするとともに、交流の場・社会との接点の場として、事業展開します。
※遊石鹸工房の事業内容変更により(2006年1月)、現組織にコンセプトを引き継いで事業を継続。 |
| 事業報告書より(2005年3月) |
事業の背景と目的
子育て等で時間に制約があり適職が見つからない女性、障害を持つ方及びその家族等で、埋もれている能力を生かしきれていない方々にハンドメイド石鹸の製造にかかわっていただくことで、社会参加の機会をもっていただく。また肌の弱い方・困っている方に良質の石鹸を使っていただき、悩みを解決していただきたい。
自分たち自身が、まだ子供に手を取られる世代ではあるが、就業意欲は高い。又、子育て世代の女性や障害を持つ方の家族が製造や商品に関わることで、社会との接点を持っていただくことができ、製造や作業で集まる機会がつくりだせるので、地域での交流の場としていきたい。
|
事業の内容(支援対象期間終了時)
- ハンドメイド石鹸の製造
子育て世代の女性グループの製造参加、泡たてネット等の雑貨製作委託、製品包装作業をNPO法人へ委託。
- 販売
堺TMOチャレンジショップ内小売店での石鹸と雑貨販売及び店舗での女性雇用創出、オンラインショップ上の販売、保育所育成団体などへの卸販売。
|
事業実施にあたっての工夫点とその効果
*製造
子育て世代の女性グループの石鹸製造参加:ハンドメイド石鹸の良さを理解してもらったうえで、製造方法を指導、製造技術向上のため、雑貨扱いとなる石鹸の製造から始めてもらっている。製造することを楽しく感じてもらっており、報酬よりもやりがい・反響を求められており、販売の展開・店舗についても積極的に意見を出してもらっている。
*チャレンジショップ出店
アドバイザー派遣制度を利用し、内装・陳列・売り出し方を指導いただいた結果、お客様の反応も良く、開店3ヶ月でリピーターも増えている。
|
事業の成果
- NPO団体に対し、包装作業を依頼。
- 子育て世代の女性グループへの製造依頼:
育児・健康面での悩みを持つ方が多く、説明・製造でグループとして集って頂く度に悩みを打ち明けられる拠点ができたと受け止めてもらっている。石鹸製造・販売が励みとなって、積極的に商品や営業への提案を出してもらえる成果もあった。
- 保育園育成会の資金源としての石鹸販売
数量は地味ながらも、信頼を得て継続的に利用されている。又、販売から石鹸の作り方に興味をもっていただき、保護者の方への石鹸講習会(参加者10名)を10月に開催、石鹸への認識をもってもらうとともに、交流の場としていただくことができた。
- 店舗(チャレンジショップ)出店
販売員に1人の雇用を創出することができ、店舗を作り上げる工程を一緒に試行錯誤してきているので店舗作り・接客など知識・経験を習得してもらった。現在はパソコンの技術を覚えてもらっている。
|
事業の課題
*通信販売
店舗とリンクした通信販売が立ち上げ切れなかった。店舗があるうちに、通信販売をラインに乗せ顧客の取り込みと販売数の増加を目指す。セキュリティが保障されたオンラインショップは経費がかかるので、投資と経費の見極めが悩む点である。
*NPO団体との商品開発
NPO団体の資金源となりうる商品の開発は試行錯誤で、時間が必要。
*販売
店舗での課題には、スタッフ間の統一マニュアル・顧客管理・チラシ作成があり、スタッフ全員で勉強しながら実施していきたい。 |
今後の事業展開(課題解決の方策を含む)
- 製造・包装作業
マニュアルを整備し、製造補助要員間で統一した技術と安定した品質を確保したい。
- チャレンジショップ
2005年11月末日まで営業予定であり、現在雇用中の方は引き続き勤めていただく。月間売り上げを黒字にするのが第1目標。
- オンラインショップ
4月から具体的に相談に行く予定。
- その他販売
卸先を増やし、販売個数を伸ばしたい。
|