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事業の概要
共働き、単身家庭が増える中、親が安心でき、子どもが楽しく安全に放課後を過ごす場が地域に望まれます。学童保育では対象年齢が限られ、また、子育て支援センターでは「未就学児」、学校は「7〜12才」、「13〜15才」と区別されているため、ひとりひとりの子どもが育っていく時間を継続的に見守れる場、子どもが幼児期から中学まで行き続けられる場がありません。はんじゅく暮楽部では、全学年の小学生の放課後一時預かりサービスや、子どもが通い続けられる場を「塾」というかたちで提供(半塾学童)し、趣旨に賛同する地域住民や大学生を巻き込みながら、事業を推進していきます。
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| 事業報告書より |
事業の背景と目的
共働きや単親家庭が増える中、親が安心でき、子どもが楽しく安全に放課後を過ごす場が地域に望まれている。しかし、実際は学童保育では対象学年が限られ、また、子育て支援センターでは「未就学児」、学校は年齢により区分されているため、ひとりひとりの子どもが育っていく時間を継続的に見守れる場、子どもが幼児期から中学まで行き続けられる場がない。はんじゅく暮楽部では、全学年の小学生の放課後一時預かりサービスや、子どもが来続けられる場を「半塾」というかたちで提供し、趣旨に賛同する地域住民や大学生を巻き込みながら事業を推進していく。 |
事業の内容(支援対象期間終了時)
小学生一時預かり
- 場所:東町会館(豊中市新千里東町近隣センター内)
- 時間:午後5時から午後7時
- 曜日:木・金曜日
- 料金:650円/時間(姉妹兄弟の場合2人目から450円/時間)
5時に道を渡って向かいの小学校校門から、学童保育が終わった子どもが「はんじゅく暮楽部」に来る。スタッフと宿題にとりくみ、近隣センターのスーパーにおやつ(果物)を買いに行く。限られた予算の範囲で、自分達の食べたいものを選び、お金を払って「ありがとう」と言うところまでを子どもだけで行う。戻って、おやつに買ったりんごの皮をむいてみる。このような子どもと過ごす時間の中で、「買い物」「ナイフの使い方」など、「生活に必要なこと」を自然に身に付けていけるように心掛けている。また、子ども達だけでなく、迎えにきた保護者も「ほっとできる」と言ってもらえる「お茶の間」のような空間をつくっている。 |
事業実施にあたっての工夫点とその効果
工夫点
- 「拠点確保への道筋がついている」「駅近等の利便性や人通りの多さ」といったことでなく、「このまちでやりたい」とスタッフが思う地域で、「いちばん必要とされている」と考えられる小学生一時預かり事業を始めたこと。
- スタッフひとりひとりが、「利用者」となる子どもや保護者、その他の住民の方達に顔を覚えてもらうことを、はんじゅく暮楽部以外の地域活動等でも積み重ねてきた。
- 地域住民にもスタッフとして関わってもらうよう、ネットワークを使って人材を探した。
効果
- スタッフひとりひとりが愛着のある地域で始めたことにより、より前向きにかつ主体的にかかわっていくことができた。
- 「半塾」でなく「小学生一時預かり」から始めたことで、「利用したい」という滞在ニーズの高い共働き・単親家庭層に、はんじゅく暮楽部が広く認識されたこと。
- 近隣の保育所で永年勤務してきた地域住民スタッフがいることで、初めてはんじゅく暮楽部を訪れる保護者や子どもの不安感が軽減された。また、「地域の人も関わっている」という安心感にもつながった。
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事業の成果
小学生一時預かり利用者数合計と売上高[永井1]
・11月 利用者合計(但し25日と26日のみ) 0名 売上高 0円
・12月 利用者合計 4名 売上高 5,200円
・1月 利用者合計 6名 売上高 6,520円
・2月 利用者合計 4名 売上高 5,200円
見学者
・11月〜2月合計 15名(子ども含む)
- 学童終了後から保護者の帰宅時間まで子どもだけで過ごすことがなくなり、「安心して働ける」と利用者(お母さん達)に言ってもらえたこと。
- 利用者(子ども)にとっても「行くのが楽しみ」な場になったこと。
- 「利用者の立場にたって」を心がけたことが認められ、利用者自身(子ども、保護者とも)が新たなお客さんを呼んできてくれるようになったこと。
- 地域で新たな協力者とのつながりが生まれたこと。
- 市内の他地域でも、保護者が夕方5時以降の学童保育を立ち上げようとしており、他地域との連携も生まれ始めたこと。
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事業の課題
●半塾プログラムの実施:まず、子どもに安心して楽しく通いつづけてもらうことを考え、「子どもがやりたいと思うことをやろう」「疲れて帰って来る子どもがほっとできる空間をつくる」ことに重点を置き、また、利用者が少ないこともあり、特別に曜日や時間を設定して半塾のプログラムを組み込むことはしてこなかった。4月以降、利用者(子ども)が増えることもあり、保護者からも期待されている、料理や簡単な裁縫など生活に重きをおいたプログラムを中心に、徐々に取り入れていく予定。
●乳幼児と中学生を対象にした事業:小学生一時預かりに絞り込んで事業を始めたため、乳幼児と中学生対象事業は未着手となった。今後、スタッフを増員していきながら、乳幼児については親子で集える場づくり、中学生については学習サポート等をおこなう半塾プログラムを展開していく中で、少しずつ、対象年齢を広げていきたい。
●拠点確保:地域で着実に実績をつくっていき、拠点確保へとつなげていくという計画で進めており、現段階ではまだ実績をつくり始めている状態。今後も実績を積み重ね、地域で利用者や応援者を増やしていき、拠点確保につなげていく。 |
今後の事業展開(課題解決の方策を含む)
- 小学生一時預かりの利用者を増やし、半塾プログラムを実施していく。(4月時点で利用者6名の予定)
- 新たなターゲット層である中学生や乳幼児を対象とした事業を展開していく。
- 「保護者の安心、子どもの安全」には、はんじゅく暮楽部だけでなく、地域の人たちにも見守ってもらうことが不可欠である。子ども達の顔を地域の人たちに覚えてもらう、つながりをつくってもらうために、半塾プログラムの講師や一時預かりスタッフとして、より多くの地域の人たちにも参加してもらう。
- 地域で実績を重ねていき、利用者、応援者を増やし、「はんじゅくファン」の輪を広げていきながら、拠点確保に向けて勧めていく。
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| 事業の進捗状況(2004年12月) |
| 11月25日(木)より、小学生放課後一時預かりを週2日(木・金曜日)、午後5時から午後7時までスタートしました。地域でのポスティングに加え、近接小学校留守家庭児童会(学童保育)の指導員さんが快くちらしを預かり、利用している子どもに渡してくださったり、スタッフが知り合いのお母さんたちに声をかけたり、電話をしたり…。そんな効果が実を結び、翌週には申し込み第1号。12月9日(木)より、小学校1年生の男の子1名を迎えることになり、いよいよ本格始動です。 |
| 事業の進捗状況(2004年10月) |
| 8/21(土)、8/22(日)「夏休み宿題片付け隊」をひがしまち街角広場(豊中市新千里東町近隣センター内にある、地域住民の交流スペース。すぐ近くに小中学校もあり)にて開催。参加者は、21日はスタッフ4名、参加者0名(※参加スタッフでミーティングに変更)、22日はスタッフ5名、参加者計7名(街角広場常連の小学生6名と中学生1名)。「宿題をしにきた」というより、「日曜日に街角広場が開いていたので、遊びに来た」らしい。「みんなで宿題やろう」というと、家に帰って持ってきたが、1人の子が韓国からの留学生と1時間ずっと「ハングル」を習っていた以外、スタッフ(20代の学生)と外で遊んで終わってしまった。しかし、子ども達とスタッフがお互い顔を覚え、その後も街角広場でスタッフを見かけた小学生が声をかけるようになり、はんじゅく暮楽部スタッフ地域デビューとなった。 |