音声読み上げソフト対応ページはこちら
おおさか コミュニティ・ビジネス ネット
おおさかCB(コミュニティ・ビジネス)ネット
AND OR
おおさかCB(コミュニティ・ビジネス)ネット トップページ
コミュニティ・ビジネスって?
コミュニティビジネス支援グループの紹介
地域創造ビジネスモデル構築事業について
おおさかCBアワード
CB商品・サービス紹介
CB事例検索(約100事例)
『CBハンドブック』差し上げます
   
CB(コミュニティ・ビジネス)研修情報
CB(コミュニティ・ビジネス)情報提供
CB(コミュニティ・ビジネス)リンク集
 平成15年度 CB創出事業対象グループ企画紹介

里山バザール〜新しい里山ライフを提案するイベントショップ事業
特定非営利活動法人里山倶楽部 松原市

代表者名 大亦義郎
(2004年度当時は、久門 太郎兵衛代表)
住所 〒580-0012松原市立部1-6-3
TEL 072-333-0309 FAX 072-333-0309
E-mail ZXA07654@nifty.ne.jp URL http://www11.plala.or.jp/satoyama-club/

里山倶楽部によるCB商品・サービスはこちら(2007年11月)

事業の概要(2005年3月)

2004年11月及び2005年1月に河南町の「道の駅かなん」にて「里山バザール」を開催しました。里山資源を活用した様々な商品の試験販売やエネルギー利用、また体験活動などを集めた期間限定のイベントショップです。地元農事組合法人との協働で考えた地場産野菜の簡単料理や、里山倶楽部が生産した薪や炭、竹や雑木を使った自然素材の手作り品など、他にはない品揃えに人気が出ています。今後も季節ごとに開催し、里山資源の新しい魅力開発と経済的価値の創出を目指していきます。

事業報告書より(2005年3月)
事業の背景と目的 

今回の事業の背景には、里山倶楽部が現在取り組んでいる「薪炭林エネルギー化促進事業」(NEDOから平成15年度に共同研究を受託)があり、その研究の目的はかつて暮らしの燃料として盛んに利用されてきた里山の雑木林を、現代的なシステムを用いて生活のエネルギー源として再活用することにある。それは、里山の経済的価値の復活であり現代的なビジネスの創出である。そして今回提案する事業は、里山倶楽部の活動や研究の成果を活かし、河南町を大阪府の「森林バイオマスの里」として位置づけて、地元から森林バイオマスを活用した具体的なビジネスプランを生み出すことを目的としている。また、森林バイオマスを利用した暮らしへの様々な提案は市民への啓発をも狙いとしている。
事業の内容(申請時)

平成16年秋に「里山バザール(仮称)」と題し、河南町に新設された道の駅「かなん」を会場として、森林バイオマスを活用した様々な商品の販売やエネルギー利用、また体験活動などを集めた期間限定のイベントショップを開催する。地元農事組合法人や行政、地域関連団体と協動した里山商品の開発や試験販売、将来的な里山エネルギー利用の啓発などに取組み、次年度以降に常設ショップとして開設することを目指す。

事業の内容(支援期間終了時

イベントショップ「里山バザール」を、平成16年11月22日〜28日、および平成17年1月9日〜15日の各1週間2回、河南町所在の道の駅「かなん」を会場として開催した。森林バイオマスを活用・関連した商品として、炭・薪のほか、花炭窯、椎茸用ほだ木、手作り工芸品などを販売し、体験活動としては、薪を使ったバウムクーヘンづくりや竹の工作などを行った。また、地元の農事組合法人と連携して販売した各種の料理(野菜なべ、野菜ピザ、みそ田楽、ぜんざい等)には、薪炭用の各種かまどを使って森林バイオマスのエネルギー利用を積極的に行った。これらについては、新たな商品開発と試験販売の場と位置づけてできるだけ多種類の里山関連商品を取り扱い、2回の開催をつうじて50品目以上の販売となった。

事業実施にあたって工夫したこと
 

2回の開催をつうじて、次のような点を工夫した。

  • 当初予定はイベントショップの開催は1回のみであったが、2回開催として第1回での反省・改善点(販売ターゲット、販売価格とメニュー、委託販売料の設定、仕入れ方法など)を第2回に反映した。
  • 自主的なボランティア参加(交通費のみ支給)を多く募ることにより、さまざまな仕事を楽しみながらできる雰囲気をつくるとともに、販売のノウハウをより多くの人に体験してもらうようにした。
  • 地元の食材や自然素材を使った手作り品の提供を、当倶楽部会員や農事組合会員によびかけ、商品開発と試験販売のよい機会として活用してもらうことで、できるだけ多種類の品ぞろえを行った。
  • 販売した炭・薪関連商品のほか、食品の加工や体験活動に炭や薪を積極的に使い(薪のかまど、花炭窯、ピザ窯、バウムクーヘン用火床など)、森林バイオマスの利用がビジュアルにわかるようにした。

事業の成果
計2回の里山バザール開催で次のような成果があった。

  • 総売上げは約75万円となった。
  • 里山倶楽部としては、今まで商品になっていなかった、里山で採取したツル・竹や笹・果樹、バウムクーヘンや窯焼きピザなどを販売する場として有効であり、炭のまとめ買いや薪の年間注文の問合せが数件あるなど、里山バザールが販売促進の窓口となった。

     

    ・道の駅としては、人手がなくて販売できていなかった野菜や加工品を、里山バザールが仕入れて販売することでその分の売上げが向上した。またバザール開催中は「活気があってよい」「他にないものを売っているのがよい」「次はいつ開くのか」といった声が寄せられ、リピーターを増やす効果があった。
  • ここならではの、めずらしい・おいしい・おもしろい里山商品を販売することで、日頃、里山や自然一般に興味のない来客者にも“里山”をある程度印象づけることができた。
  • 2回の開催で延べ約120人のスタッフがバザールを経験したことで、これまでの活動では得られなかったコミュニティビジネスとしてのノウハウを身につけることができた。
    ・道の駅を運営する農事組合のみなさんとのコミュニケーションが密になり、互いの長所短所をわかったうえで相互に補完する体制が構築され、今後の連携・協力の基礎をつくることができた。

事業の課題
今後の課題としては以下のような点があげられる。

  • 売上げと経費のバランス:道の駅への来客者は「安くてよいもの」を求めており、また提供するスタッフも非営利の精神で販売にのぞむため油断すると赤字になってしまう。どのあたりで売上げと経費のバランスをとっていくかの判断が難しい。
  • 定期開催のためのスタッフ確保:今回のおおかたのスタッフの感想は「やっておもしろかった」「楽しんだのに交通費(2000円)までもらえるなんて」という反応であった。今後も“楽しんで”参加してもらうためには余裕のあるスタッフ配置が必要であり、スタッフの人数確保が大変である。
  • 飲食物販売に伴う営業許可:今回は年1回のイベントとして臨時出店届けを保健所に提出したが、継続的な開催にあたっては露天営業などの許可申請が必要になる。
  • 商品の生産体制:今回は手近にある商品を試験販売したが、バザールをきっかけに里山関連商品の注文が多くなると、炭や薪、その他の商品の生産体制を見直す必要が出てくる。
  • 使い捨て容器の見直し:食品を提供する容器は、衛生面からやむを得ず使い捨てのプラスチック容器を使用したが、循環社会を目指す当倶楽部の活動主旨からは望ましくないため、なんらかの代替品を検討したい(現在、フィルムをはがしてリサイクルするプラスチック容器を検討中)。
  • 宣伝広報の強化:今回は時間的な余裕がなく宣伝広報があまりできなかった(チラシ配布程度)ため、今後はミニコミ紙や河南町の広報掲載(四大紙は依頼したが掲載されず)などを活用していきたい。
  • 当初、活用する予定であった「ちゃこマネー(里山倶楽部発行の地域通貨)」を今回は導入できなかったが、次回からはなんらかの形で導入を考えたい。
今後の事業展開(課題解決の方策含む)

次回は4月末頃に道の駅かなんの1周年記念にあわせて開催する予定で、その後も春夏秋冬の季節ごと程度の開催を行う予定である。上記の課題解決を徐々に行いながら、さらに里山商品の開発と試験販売を継続し、「里山の自然素材や地場産の食材・加工品が手に入るバザール」として定着を図っていく。またイベント的な開催だけでなく、道の駅の施設内に小規模なアンテナショップを常設することも現在検討中である。
意見

今回の助成は当会における里山商品販売事業にとって非常に有意義であった。まとまった立ち上げ経費が確保できなければ商品化されなかったであろう自然素材が「売れる」とわかったことは、里山の経済的価値の復活を目指すうえで、会員の意識改革と挑戦意欲のベースとして重要だったと認識している。
事業の進捗状況(2005年1月)
当初は平成16年秋に1回のみの開催予定であったが、より事業効果の見極めを確実にするために2回の開催とし、 第1回里山バザールを平成16年11月に、第2回を平成17年1月に開催した。

第1回では、各日程ごとに「お菓子の日」「炭と薪の日」「野菜の日」「手工作の日」「里山まつり」等のテーマを決めて日替わりの提供メニューとした。 どのメニューも好評で、ほぼすべてのメニューは完売であったが、価格を収支ぎりぎりで設定していたため若干の赤字となった。

第2回は、前回からの改善・変更点(別添資料)をもとに、会場設営や全体運営の方法、販売メニューなどを再検討し、 特に、土日祝と平日で来客数が大きく異なることに配慮して、人気の高かったメニューを土日祝を中心に提供し、価格も前回よりも余裕をもった設定とした。 その結果、全体売上げは第1回よりもアップした。まだ未清算の経費があるため正確な収支は出ていないが、 見通しとしては前回の赤字をおぎなってなお少々の黒字が出る見込みである。
事業の進捗状況(2004年10月)
現在、里山バザールの開催日程と実施内容を以下のように決定し、道の駅かなんの管理運営を行っている農事組合法人かなんと連携をとりながら、第1回のチラシの作成・配布、および各日程のスタッフ体制、準備物の確認と調整等を進めている。

第1回里山バザール
11/22(月) お菓子の日 〜地場産の材料を使ったお菓子を作って食べよう!〜
  メニュー ・揚げたて米粉ドーナツ  ・野菜入りミニバウムクーヘン
       ・餅つき体験 ・焼き餅 ・ポン菓子 など
11/23(祝) 里山まつり 〜お菓子に野菜、炭と薪に工作…里山を満喫しよう!〜
  メニュー ・子ども和太鼓 ・竹炭焙煎コーヒー ・竹細工 
・冬野菜のアツアツ鍋 ・野菜入りミニバウムクーヘン など
11/24(水) 炭と薪の日 〜里山の自然エネルギー、炭と薪を使ってみよう!〜
  メニュー ・花炭窯の実演体験 ・ドラム缶窯の薪焼きピザ ・竹炭焙煎コーヒー
・炭のアクセサリーづくり など
11/25(木) 野菜の日 〜冬野菜のもっとおいしい食べ方を体験しよう!〜
  メニュー ・冬野菜のアツアツ鍋 ・あったか野菜(焼き芋、みそ大根等)
・援農ツアー ・漬け物教室 など
11/26(金) 手工作の日 〜竹・つる・わらの自然素材で素敵な作品を作ろう!〜
  メニュー ・竹細工 ・竹パン ・つる細工(クリスマスリース等)
・わら細工(お正月飾り等) ・花炭窯の実演体験 など
11/27(土)28(日) 里山まつり 〜お菓子に野菜、炭と薪に工作…里山を満喫しよう!〜
  メニュー ・炭のアクセサリーづくり ・竹細工 ・花炭窯の実演体験
・冬野菜のアツアツ鍋 ・野菜入りミニバウムクーヘン など
第2回里山バザール→1/9(日)〜1/15(土)に開催予定


Copyright(C) 2003-2008 大阪府 All rights reserved.
事業主体:大阪府商工労働部産業労働企画室産業人材育成グループ
       TEL 06-6941-0351(内線2647)