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 平成15年度 CB創出事業対象グループ企画紹介

地域住民のためのスペイン語講座の実施
Sin Fronteras(シン・フロンテーラス)大阪市淀川区

代表者名 小波津 ジュリー 住所 532-0024大阪市淀川区十三本町1-19-13
E-mail cieloazul_osaka@yahoo.co.jp

事業の概要

大阪市淀川区十三商店街を拠点とした地域住民のための異文化理解事業を行なっています。多様な文化を持つ人びとが住んでいる地域で、ラテンアメリカの文化の理解を促すために、ペルー人講師による地域住民を対象にしたスペイン語講座の開講しています。また、ラテンの文化や習慣について知り、理解を深め参加者同士も交流できる機会としてミニ交流イベントを実施しています。そのほかにも、スペイン語圏住民の相談など日常生活におけるサポート活動も行っています。
事業報告書より
事業の背景と目的 

日本人にとって地域に暮らす在住外国人の文化や習慣について十分で正確な理解、また情報が得られているとはいえない。そこでスペイン語のみならず、文化や歴史、レジャーなど日本人利用者の関心に応じた事業プログラムを提供することで、日本とスペイン語圏諸国との国境を越えた相互理解が行われる機会を提供する。
事業の内容(申請時)

大阪市淀川区十三商店街を拠点とした異文化理解事業。地域住民を対象に異文化理解を促すために、スペイン語講座を開講する。また、スペイン語圏住民の相談など日常生活におけるサポート活動も行う。
[事業の具体的内容]
(1)スペイン語講座の実施(グループおよび個人)
  講座では、教室内だけではなく、大阪市内のスペイン語圏の文化や社会を知るためのフィールドワーク事業も行なう。
(2)スペイン語圏に関心をもつ人々のための情報サービスとカウンセリング
事業の内容(支援期間終了時

(1)スペイン語講座の実施
  十三商店街内に小さな教室を借り、「Cielo Azul シエロアスール」(青い空)というスペイン語専門教室をオープン、スペイン語専門教室の運営を行った。初心者から資格取得者まで、ネイティブの講師が一人一人のレベルとニーズに合わせて指導。特に、ラテン諸国への旅行を目的にスペイン語取得を希望する受講者が多かった。また、教室開校とスペイン語講座実施を広報するために、日本語・スペイン語版のちらしを作成し、主に国際交流団体等へ配布、掲載依頼を行い、ラテン文化に興味のある人が集まると考えられるレストランやイベント会場へは、ポストカードを作成し配布した。
●プライベートレッスン 1レッスン50分 3,500円(チケット5回分 15,000円)
●グループレッスン 1レッスン50分 2,500円(チケット5回分 10,000円)

(2)スペイン語圏に関心をもつ人々のための情報サービスとカウンセリング
・ラテン文化に興味のある人たちのコミュニティづくりのためのイベントの実施
(ア)スペイン語を勉強したいという動機(目標)を見つけるための場、(イ)スペイン語を学びたいと思っている人にスペイン語講師と会い、教室の雰囲気をつかんでもらうための(ウ)スペイン語習得までは望んでいなくても、異文化に気づき触れることに興味を持ってもらえるための場、として、10月より月2回を基本にラテン文化への理解を深め参加者同士が交流できるための小規模イベントを実施した。

〔主なイベント内容〕
「Cafe Rumbaカフェルンバ」
コーヒー鑑定士をゲストに招き、簡単なスペイン語を交えながら中南米のコーヒーをテイスティング。
「Comedor Popular Peruanoペルー大衆食堂」
講師手作りのペルー料理を食べながら、中南米についての話をした。
「ティーサロン」
中南米のコーヒーなどを飲みながら交流。中南米に旅行した人をゲストに写真などで体験記を紹介していただいた。
「フィールドワーク・ペルー料理編」
中南米料理店へ。これまでペルー料理を食べたことのない人、留学経験のある人、音楽や踊りに興味ある人などが参加。
「FIESTA Noche Buena フィエスタ ノチェ・ブエナ」
シエロアスールに関心をもつ人、日ごろ事業運営にあたりお世話になっている人などを招き、ラテンスタイルのクリスマスパーティーを実施。

・情報提供事業
スペイン語の書籍や雑誌、中南米に関する書籍、旅行書、スペイン語テキストなどをそろえ、自由に閲覧できるようにした。また、旅行を予定している人のプランニング相談にも応じた。

事業実施にあたって工夫したこと

スペイン語講座の本格的な開講を12月とし、それまでを生徒集めの準備期間にあて、ニーズ調査も兼ねて広報誌への掲載などを行った。また、イベントに関しては、直接スペイン語講座の生徒の獲得につながらなくとも、一度足を運んでくれた人が、情報発信者として関わってくれることを期待した。

事業の成果

スペイン語講座については、それぞれの学習目的や時間に合わせ、運営することができた。イベントの成果としては、これまでスペイン語圏の文化に興味の薄かった人が、人との出会いを通して新たに関心を持つようになってくれたことが大きい。特に、12月に実施したクリスマスパーティーについては、会場提供をはじめ地元の人々の協力や理解を得られることができた。また、レストラン等とのコンタクトや広報活動を通じ、ラテンアメリカ諸国出身者の人々に当活動を紹介することができ、今後も協力が得られることが期待できる。
事業の課題

当初予想していた以上に、スペイン語講座の生徒を獲得するのは困難であった。イベント参加をきっかけに、スペイン語やスペイン語圏の文化に興味を持つ人はあっても、スペイン語講座の生徒につなげることは容易でなかった。本来の事業目的が広義での異文化理解であったため、スペイン語習得が最終目的ではないにしろ、ビジネスとして成立させるには、スペイン語を習いたいという動機を新たに提供するよりも、すでに習いたいと思っている人に対しての広報・営業活動に重点を置く必要があると考えられる。
今後の事業展開(課題解決の方策含む)

今年度は立ち上げとして、教室運営が軌道に乗るよう努めてきたが、今後は規模を縮小してでもスペイン語講座運営を長く続けたい。また、要望に応じて、翻訳・通訳サービス、スペイン語圏へのフィールドワークの企画と実施なども展開できるようにしたい。
事業の進捗状況(2005年1月)

(1)スペイン語講座「シエロアスール」の実施、と(2)スペイン語圏に関心をもつ人々のためへのサービスを並行して取り組んでいる。スペイン語講座の生徒を集めるためには広報活動へ注ぐ準備期間が必要であるため、12月より本格的に講座が開講できることを目標にした。

 

(1)ラテン文化に興味のある人たちのコミュニティづくり(イベントの実施)
 (ア)スペイン語を勉強したいという動機(目標)を見つけるための場、(イ)スペイン語を学びたいと思っている人にスペイン語講師と会い、教室の雰囲気をつかんでもらうための場、(ウ)スペイン語習得までは望んでいなくても、異文化に気づき触れることに興味を持ってもらえるための場、とする。そのため、10月より月2回を基本にラテンアメリカ文化への理解を深め参加者が交流できる定例小規模イベントを実施している。
 ・10月19日(火)「Comedor Popular Peruanoペルー大衆食堂」 午後7時〜9時
講師手作りのペルー料理を食べながら、中南米についての話をした。
 ・10月26日(火)「ティーサロン」 午後7時〜9時
 ・11月 3日(水・祝)「無料体験レッスン」 午後3時〜5時
大学でスペイン語を専攻している人が参加。中南米の旅行の写真を持参してもらいスペイン語会話クラスをおこなった。
 ・11月16日(火)「フィールドワーク・ペルー料理編」 午後7時〜9時
梅田にある中南米料理店へ。これまでペルー料理を食べたことのない人、留学経験のある人、音楽や踊りに興味ある人などが参加。また、料理店のオーナーにもシエロアスールの活動を紹介し、宣伝に協力ちらしを置いていただくことができた。
 ・11月30日(火)「無料体験レッスン」 午後7時〜8時
ホットペッパー1月号に掲載する写真撮影を兼ねて。
 ・12月 7日(火)「無料体験レッスン」 午後7時〜8時
 ・12月14日(火) 23日に行うパーティー準備。 午後6時30分〜8時30分
会場設営、装飾等、パーティー参加予定者と一緒に行った。クリスマスツリー等を作成。
 ・12月23日(木・祝)「FIESTA Noche Buena フィエスタ ノチェ・ブエナ」
午後6時〜8時
シエロアスールに関心をもつ人、日ごろ事業運営にあたりお世話になっている人などを招き、クリスマスパーティーを実施。また、近隣在住の人びとの参加もあった。ペルー料理、ボサノバ音楽、プレゼント交換などで盛り上がった。会場は教室近くにあるギャラリーをオーナーのご好意によって借りることができた。
 ・ 1月18日(火)「ティーサロン」(予定)
 ・ 2月 1日(火)「スペイン語で映画鑑賞」(予定)
 ・ 2月15日(火)(未定)

(2)スペイン語を学びたい人のための教室運営
 12月より本格スタートするために、日本語・スペイン語訳のチラシを作成、広報活動に重点をおいた。数は多くはないが反応がある。
・「とよなか国際交流協会だより 11月号」への掲載
・「Hot Pepper 12・1・2月号」への掲載
・「メルカドラティーノ12月号」へのちらし折り込み
・国際交流団体等へのちらし郵送
・グローバルコンテンツ HP作成の相談

事業の進捗状況(2004年10月)
開始より(1)スペイン語講座の実施、を急ぐ必要があると思い、講座実施場所を確保できた段階で第1回目のCBアドバイザーの派遣(9月14日)を依頼し、主に経営面でのノウハウをアドバイスいただく予定であった。しかし、単なる語学教室とどう異なるのかという点で、(2)スペイン語圏に関心をもつ人々のためへのサービス、も並行して取り組むことの重要性を再認識し、今後の方向性と進め方を次の通りにまとめた。また、来年度以降の継続も踏まえて、準備期間は十分にとることにした。(ただし、内容変更として、「イベント実施の追加」、「事業実施日程の変更」を再申請する予定。)

(1)ラテン文化に興味のある人たちのコミュニティづくり(イベントの実施)
 (ア)スペイン語を勉強したいという動機(目標)を見つけるための場、(イ)スペイン語を学びたいと思っている人にスペイン語講師と会い、教室の雰囲気をつかんでもらうための場、(ウ)スペイン語習得までは望んでいなくても、異文化に気づき触れることに興味を持ってもらえるための場、とする。そのため、10月より月2回のラテンアメリカ文化への理解を深め参加者が交流できる定例小規模イベントを実施、以降も継続予定。また12月には他会場を借り、オープニング&クリスマスパーティーを計画中。
 ・10月5日(火) 午後7時〜9時「Cafe Rumbaカフェルンバ」  
コーヒー鑑定士をゲストに招き、中南米のコーヒーをテイスティング。簡単なスペイン語を交えながら、コーヒーとラテンアメリカの お菓子やサンドウィッチを食べてもらいながら、ラテン文化に触れた。すでにラテン文化に興味のあった人、まったく無縁だった人、 南米から日本に来た人など、様々な顔ぶれとなった。ここに集まった人には、これらのコミュニティビジネスの趣旨にも賛同いただき 、主に広報活動への協力を得ることができた。
(2)スペイン語を学びたい人のための教室運営
 申請時には、主に近隣(商店街)の人をターゲットとしていたが、それだけでは十分な顧客数にはならないため、広域も視野に入れることにする。また、開始時期としては9月を予定していたが、情報収集・営業・講座内容の充実を考慮し、本格的なスタートは12月にすることにした。
 それまでは準備期間として、小規模イベントと講座案内ちらしを中心に広報活動に力を注ぐことにした。
 現在の生徒数は1名。旅行のために短期集中で学習中。予定者 2名。
 その他
 ・8月より事務所兼教室を賃貸。
 ・スペイン語教室の名称を「Cielo Azul」に決定。
 ・ちらし&ポストカードを作成、配布中。

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