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 平成15年度 CB創出事業対象グループ企画紹介

市民が創るもうひとつの〜子どものためのコミュニティ・スペース〜協議会設置から企画・運営を市民参画で、地域の子どもの居場所づくり

代表者名

和久 貴子

住所 〒589-0007 大阪狭山市池尻中1-25-3
TEL 072-368-7789 FAX 072-368-7789
E-mail workcreche@yahoo.co.jp URL http://workcreche.hp.infoseek.co.jp

事業の概要(2004年3月)

さまざまな子育てニーズにさらに柔軟、迅速に対応し、効率化を図るためワークレッシュの2箇所目の恒常的な活動拠点を定める。市民に呼びかけて協議会を設置し、市民・顧客層の運営参画による市民主体の子ども支援環境作りを継続的事業として推進する。
『CBハンドブック』より(2005年3月)
 2年分の当該事業目標が、緩やかに本格化してきています。行政との協働については、「場の提供」と「NPO法人(市民)の自立した経営」という理想的な環境を得ることができました。より多くの市民に活動を知ってもらい、関わってもらう中、地域で多くの人に支えられて子どもや大人自身が育っていくことの大切さと確かさを強く感じています。また、担い手と利用者の距離が近くなり、利用者側との意見交換も増え、相互に市民力が高まってきているとの実感もあります。ネットワークも広がり、狭い校区や世代を越えて、様々な地域の取り組みに主体的に関わることができています。本来私たちが目的としている子ども・子育て支援活動を通じた地域福祉力の増進に向かって、着実に歩んでいる実感があります。
  活動拠点継続の問題や財政的な困難を目の前にしつつですが、市が行う子育て支援に関する事業をどのような形で引継ぎ、高めていけるか、話し合いを重ねています。今までにない「新たな試み」は新しい方法で進めていくべきで、そのためにも「情報の公開と共有」を基本ルールにして、多くの人材と、共に支え合いながらのチャレンジを続けていきたいと思っています。
事業報告書より (2004年3月)
事業の背景と目的 



事業の目的 : NPO活動に対する共感と賛同の輪を広げ、市民活動全体の機運を活性化させる。
「市民自らが身近な地域で活動し、その居場所づくりやサービスを事業として運営でき、低コストで良質・多様な関わりと地域性を生み出す」先駆的成功事例として示し、他地域でも展開できるための仕組みづくりの契機とする。

背景や事業化の根拠 : 市内中央〜南部に居住する顧客が半数以上であり、さらに増加傾向にある。また、中南部は乳幼児の利用者・問合せが特に増加している。(現ワークレッシュは市内北部に位置)
活動拠点を恒常的に2箇所確保することで、人材と資材を効果的に機能させることができ、より幅広い層に子ども支援・子育て支援を行える。
潜在的ニーズの発掘範囲が広がり、顧客やより広い市民層を巻き込んで地域独自の特性を活かしたサービスや新しい企画を生むことができる。
事業の内容(終了後)

プランの広報・告知 協議会メンバー募集  H15.8〜
  (事務局環境の整備・スタッフ研修・開設時間帯拡大・乳幼児コース新設)
⇒協議会(2回) 臨時総会にて「協議会リニューアル」プランの軌道修正(市との協議)〜H16.1
⇒有志メンバーを新たに呼びかけ、「提案書」2通提出(大阪狭山市) 〜H16.2
⇒16年度事業計画の策定 ブランチ(2箇所目の活動拠点)の運営計画づくり 環境整備開始
 保育(コミュニティ・スペース)部門「運営規則」改定 会員向け告知 賃貸借契約       
 プレオープン(見学・説明会)スタッフ研修 〜H16.3
⇒ 支所“ホーミーブランチ”サービス開始開設 H16.5〜
* 所在地:大阪狭山市茱萸木(市内中央部・理事宅の一部:和室12畳、トイレ・洗面共用)
* 定員5名 完全予約制 (保育の他に講座の会場としても活用)
* 使用料600円/回を保育料に追加(保育料、サービス内容、使用ツールは本部拠点と同様)

事業実施にあたって工夫したこと  

  • 広報 (ミニコミ紙への掲載・市内掲示板・HP・他部門のチラシや案内文でのアピール)
  • 協議会 (夕食会を兼ねたワークショップ 事務局会議の公開 年内の方向転換⇒再編)
  • 日常運営 (開設時間拡大、新コース設定、スタッフ研修、マニュアル策定、事務局体制の強化)
  • 市との関係 (計画の公表・実績報告 情報公開請求 文書・連名での政策提言活動再開 窓口不詳の為一斉提出) 

事業成果

  • ワークレッシュが増えるらしい、という話を知った顧客層や市民が、ワークレッシュやNPOに対して期待を持って見てくれるようになった。また、「利用会員の募集」を特に打ち出さなくてもPR効果が得られ、利用会員や担い手が増えた。
  • 当事業の実施過程において、課題や反省を洗い出すことが出来た。また、正会員・スタッフ間の情報の共有が必須となり、各自の意識とスキルが向上した。結果、他部門も含めてその効果は高く、前年度比2倍の成長を遂げることが出来た。
  • 市の入札資格申請や種々の事業について協議、模索・検討しつつ、会員や有志と協力し合うことで、「自立した市民事業を志す」という方針転換の合意が図れた。

事業の課題

  • 1年間限定でブランチをオープンするが、居宅内・定員5名でどこまで事業として効果が得られるか、再チャレンジである。最良にして法人の目的の原点に立ち戻った選択だとは思うが、今は1年後の姿が描きにくい。今度こそは市民主導となり得るのか。
  • 市民活動におけるコスト感覚の大切さやマナーの向上を、スタッフだけでなく利用会員にも呼びかけている。積極的に運営に参加してもらいたいが、まずは交流や学びの場の提供から、我々が担うべきである。15年度は保育部門の事業拡大により、その機会が極端に少なかった。
  • 2箇所の活動拠点を運営する上で、スタッフはどう動けば最善か、いかに効率よく個性化を図るのか。On the Job Training にならざるを得ない。反省や失敗を成長のチャンスと捉えて、スタッフと利用者相互の信頼関係作りに尽力したい。
  • 選択肢を得た利用者(市民)は、今後何を優先して多様化するサービスを選択していくだろうか。いつまでも支援からこぼれていく人たちに、支援を得た市民が出来うることは何だろう。他の地域で、このような事業が自力で立ち上がるだけの支援体制を築くことが、2年後の我々や市場にとって可能だろうか。

今後の事業展開(課題解決の方策含む)

  • 課題解決の方策として、自立した本来事業を継続する。ワークレッシュに求められる社会的責務について、資源の投資を適切に行う。
  • 保育スタッフ各自の専門性と能力・ボランティア精神を高める努力と工夫を続け、事務局体制を強化し、雇用の創出につなげる。多様多彩なボランティア・講師の参加・協力を得て地域の人材を活かしつつ、学校機関やNPO等と地域の連携を図る。
  • ワークレッシュとして、子ども支援・子育て支援活動を通して地域福祉を担う事業主体の団体・グループの立ち上げと運営を支援し、相互の支援体制を深め、ともに政策提言活動を行う。
事業の進捗状況(2004年1月)
11月に協議会を2回開催することができた。ミニコミ紙や通信、HP、市内掲示板にて広く市民の参画を呼びかけ、問い合わせや励ましの声も多く頂いた。しかし、会合への会員外の参加はのべ3名に留まっている。

この状況は、我々の当初の目的として掲げた「市民が創る」というスタンスではない。ごく一部の市民の協力を得ながらほとんど正会員だけで事業を推進し、ワークレッシュの支部を開設・運営していくことは「市民参画」より容易なのは明白である。しかし、当CB創出支援事業においては、この状況のまま支部開設に運ぶのは適切ではないと考えている。

そこで、再度市民活動団体や自主サークルなどに呼びかけて、協議・交流の場を持ちたいと思う。例えば、市立幼稚園の“休園”期間中の用途について、子育て・子ども関係団体の活動拠点と親・子の居場所づくりを企画するなど、諸団体と共同で市に提言をしていきたい。この中で「もうひとつの〜子どものためのコミュニティ・スペース〜づくり」を進めていけるよう、当初の計画を変更したい。



今、NPOが半ば単独で動くことで、さらに市・市民との障壁が広がる可能性がある。ただし、今年度のワークレッシュ学童保育部門(拠点保育部門に改名)としては活動場所を拡大・確保すべきである。市の動きを待ちつつ、よりよいサービスと市民参加の場作りのため、再度構成した協議会の中で計画やビジョンを共有しながら、4月以降ファミリー・サポート・センター事業(託児)と類似する事業内容の「(仮称)ファミリー保育部門」を立ち上げることを決定した。

大阪狭山市とは法人設立以来、市が直営する諸々の子育て支援事業や地域福祉振興に関して「委託か補助か、廃止か継続か、協働とは、目指すものは何か」等の協議を重ねてきた経緯がある。

しかし、今回(昨年度以上に)、NPOや市民活動に対して相当のバックラッシュや根強い誤解がある ことを目の当たりにすることになった。
我々は、市場を醸成し開拓すること(市民のエンパワメント)について、今後はより広い視野を持って 取り組んでいきたい。
 
事業の進捗状況(2003年10月)
  • 8月20日 市(保健福祉部)との本格協議開始、理事会にて次年度以降の当法人の委託または補助事業の方向性(市民活動としてどうありたいか、事業者として何を提案すべきか)を確認
  • 9月中旬〜 事務局PC設置・インターネット開通、他通信事務機器の整備、書式(日誌・指示書・予定表等)の改定
  • 9月11日号 ミニコミ紙『金剛コミュニティ』に記事掲載。「学童保育所開設に参加しませんか」関係者への呼びかけ(当理事、市民活動支援センターより)
  • 9月20日号 『ワークレッシュ通信』発行(企画事業の正式公表)←問合わせ・参加希望6名。併せて「メンバー募集ちらし」と挨拶文の、利用・賛助会員・関係者への配布・郵送と市内掲示
  • 10月初旬〜 事務局会議、保育スタッフ研修(マニュアル・保育計画策定)
  • 11月1日〜 「いっしょにつくろう協議会(仮称)」開催予定、開設時間帯延長、運営規則改定
平成14年度コミュニティ・ビジネス創出支援事業(2004年3月)
「移転に伴う学童保育部門のサービス拡大と、次年度「放課後児童会事業」受託のための整備 」

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