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事業の概要(2004年3月)
堺市内の会社や公共施設から出たオフィス古紙を回収し、リサイクルして作成するトイレットペーパー事業です。オフィス古紙は焼却すればCO2の発生源となるゴミですが、リサイクルすれば立派な製品(トイレットペーパー)となります。
堺市民のゴミの分別収集やリサイクル意識を育てることで、資源の大切さを訴えると共に環境循環型社会の構築を目指します。 |
| 事業報告書より |
事業の背景と目的
例として、ある市では一般廃棄物の大別を家庭系と事業系に分けられている。その事業系のごみが約6割でその半分が紙類という統計が出ている。その紙類をリサイクルすることにより、焼却炉の軽減と焼くことによって出てくる二酸化炭素の排出量をおさえ地球温暖化の低減にもなりメリットはたくさんある。
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事業の内容(終了後)
【オリジナルトイレットペパーの商品化】
- 古紙100%使用の再生トイレットペーパー「堺エコロール」の商品化(プライベートブランド)が実現した。
【顧客獲得および広報活動】
- 運営会員のネットワークにより活動趣旨の理解と「堺エコロール」の定期購入先の獲得を進める。
- ISO14001取得支援事業のひとつとして今後も継続的に開催する「環境経営セミナー」で環境配慮型経営の事業者を増やすと共に、団体の広報と「堺エコロール」の試供品配布を行い、「堺エコロール」に関心のある事業者には定期購入を勧め、リサイクルトイレットペーパーの原料となるオフィス古紙提供事業者につなげる。
- ハガキによる「試供品提供・お試し価格提供」案内を自治会・介護施設・病院・ISO14001取得事業者などに送付、電話案内、訪問の営業活動を行うとする。
- イベント参加、ブース出展、地域のミニコミ誌や他団体(NPO)の発行する会報誌への広告掲載により団体および「堺エコロール」の認知度を高める。
【商品管理・配送】
- 在庫管理は事務局に一元化し、毎月1回第一水曜日を配送日とし、配送コストを抑え、今後は活動会員に配送・集金業務を委託する
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事業実施にあたって工夫したこと
- 顧客を獲得するために、注文書の記入方法を1回限りの注文方式から定期購入方法へと変更した。
- 年間販売ケースの目標値を定め、更に運営会員の目標数値を掲げ、成果をグラフ化し掲示する事で志気を高めた。
- 運営会員の日常における広報活動のほか、セミナー開催時には積極的に事説明事業説明を行い運営会員の獲得を行った。
- 可能な限りイベント参加、ブース出展、広告掲載の依頼を受けることで広報活動に努めた。
- セミナー開催時に堺市と堺商工会議所へ後援依頼を行った際には、事業説明のほか今後の共同協働の道への情報収集を行った。
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事業成果
- 定期購入先を確保することで、注文が入る毎に行なっていた随時配送を改め、配送日を毎月一回(第一水曜日)とした。1日35〜40箱の配送確保により配送業務を活動会員に委託できるようになった。その結果、配送コスト・人件費の削減が可能となった。
- 代金については銀行振込方式を改め集金とし、購入先の負担額を下げることができた。
- 地域の環境イベント・清掃活動への参加、清掃活動での参加賞や献血の粗品として「堺エコロール」を利用していただくことで地元での活動の場が広がりつつある。
- ISO取得支援事業によりISO14001を取得した事業者から古紙を回収し、製紙会社へ持ち込むことができた。
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事業の課題
- 「堺エコロール」の購入者からの声を参考に、新しい商品企画に取組む。
- 1箱60ロール入り(段ボール箱35×465×575cm、25kg)は保管場所確保が大変で、重量があるため持ち運びが不便
- ロールの外包装がゴミになる
- 主に堺市内の事業者から排出される古紙を回収し、それを原料とするリサイクルトイレットペーパーを販売する事で資源の循環を実現することが目的であるが、リサイクル製品に関心をもち積極的に利用したいというニーズやISO取得支援を希望する事業者は堺市内に限らず近隣市町村や他府県に及ぶ場合がある。地域を越えた事業活動のあり方も今後の課題と言える。
- 行政との協働においては、市の管轄施設はビルメンテナンス業者(清掃業者)がトイレットペーパーを納めている為、「堺エコロール」の参入が難しい。
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今後の事業展開(課題の解決の方策を含む)
- 購入者の声を参考に製紙会社に新しい企画商品の交渉を行うほかニーズに応じた商品を企画する。
- 1箱48ロール入りや6〜8ロール入りビニールパック商品を検討
- 外包装は法人の広告をかねているが、従来の包装紙以外に水に溶けるものを採用することや、外包装なし(はだか)の商品で価格を下げる検討
- 堺市外でも、ある程度の古紙回収量が見込まれ、「堺エコロール」の購入先確保ができれば運送コスト部分の問題は解決できる。
- 年間1200ケース(月100ケース)の定期購入の確保により購入者の要望(商品、価格、配送など)に答えることができ、また事業収入の安定を図る。一方、環境循環型社会の実現、理念の理解を得ることが重要である。
- 行政や他の事業者との協働でどのような役割を担えるのか、協議する場・機会をもつ。
- ・「堺エコロール」の購入先やISO取得事業者を増やすことで活動への賛同者を増やし、実績を築き堺における認知度・貢献度を上げ、行政との協働の道を築く。
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| 事業の進捗状況(2004年1月) |
11月には堺商工会議所との話し合いからマイドーム大阪の堺産業フェアにブース出展した。来場者からエコロールに対する感想やリサイクルに関する情報が得ることができ、実際に購入する人もいた。フェアー終了後にも、企業から注文が入るなどの成果が徐々に現れている。
また、2月中旬には堺市内の中小企業の経営者を対象に「環境経営セミナー」の開催予定している。セミナーではISO14001環境マネジメントシステムの概略・目的の理解を通じて環境経営の取組について提言し又、地域仕事フェアでは環境分野でのブース出展の依頼を受けた。 |
| 事業の進捗状況(2003年10月) |
進捗としては、エコロールの出来具合、使用やデザインについて各会員のネットワークを駆使して企業、団体にエコロール事業をアプローチした。行政にも幾度と訪問し提案や相談できるルートを構築していった。また、各市民団体との交流を経て提携できる形になれたこと。異業種交流会の講演、ISOの取得支援セミナを通じてエコロールのプレゼンなど活躍する場がたくさんできた。
9月には大型児童館ビッグバンに環境商品としての展示、11月には堺商工会議所の話し合いからマイドーム大阪の堺産業フェアにブース出展の予定である。9月には大和川の清掃活動を通じて、主催側にエコロールを購入してもらい清掃参加者全員にエコロールを参加品として配布してもらい、当協議会も地元の学校や町内会と連携して清掃に参加し地域とのコミニケーションを図った。 |