■町屋を素材に職人文化を活性化する!
日本の町屋や民家はその土地に生活する大工の親方を中心とした職人集団が深く関わっており、再生・修理して維持使用可能な技術支援体制があった。しかし近代の住宅メーカーは資本力によって大量生産・大量消費のうねりに家族の健康を守る家も巻き込み、これら職人集団はますます地域で孤立していった。そこで、地域の職人集団が主体となって研究機関などと連携し、居住者のニーズにこたえる組織(大阪 町屋支援センター)を設置することを提案した。
事業を立ち上げる中で、まず着手したのは、センター事業の担い手となる職人向けの視察研修の他、地域住民とともに町家について考えるイベント実施を中心に平野地域における人的ネットワークの醸成を図ったり、組織の中の町屋支援センターの位置づけの整理などであった。